【注意!】怖い、心室細動、心房細動とは!!

情報

心室細動は、心臓の下部にある左右の心室が異常な速さで収縮することによって起こる心臓のリズム異常です。

この状態では、心臓は正常な収縮を行わず、十分な血液を体内に循環させることができません。

心室細動は重度の疾患であり、心筋梗塞、心不全、高血圧症、弁膜症などの心臓疾患や、電解質異常、薬物副作用などが原因となることがあります。

一方、心房細動は心臓の上部にある左右の心房が異常な速さで収縮することによって起こる心臓のリズム異常です。

心房細動では心臓の収縮は不規則で、血液が心房内にたまりやすく、血栓症や脳卒中などの合併症を引き起こす可能性があります。

心房細動は高齢化や高血圧症、糖尿病、心臓疾患、甲状腺機能亢進症などが原因となることがあります。

私も、去年心房細動の治療をしました。多くの人が知らないうちになっている病気ですので気を付けましょう。

この記事では、症状、原因、治療法、予防法をご紹介します。

心室細動、心房細動の原因と症状

心室細動や心房細動の原因は多岐にわたりますが、主なものを以下に示します。

【心室細動の原因】

  • 心臓疾患(心筋梗塞、弁膜症、心不全、心筋症など)
  • 電解質異常(特にカリウム欠乏)
  • 薬物副作用(抗不整脈薬、抗うつ薬、麻酔薬など)
  • 低酸素血症(肺疾患、高山病、呼吸器疾患など)

【心房細動の原因】

  • 高血圧症
  • 心臓疾患(弁膜症、心筋症、心不全など)
  • 糖尿病
  • 甲状腺機能亢進症
  • 酒やタバコの過剰摂取
  • 運動不足や肥満

れぞれの症状については以下の通りです。

【心室細動の症状】

  • 不整脈による脈拍の乱れ(不規則な強い脈動や弱い脈動)
  • 意識障害(めまい、失神、意識消失など)
  • 呼吸困難や息切れ
  • 胸痛や圧迫感
  • 発汗や動悸

【心房細動の症状】

  • 不整脈による脈拍の乱れ(不規則な脈動や速い脈動)
  • 動悸や息切れ
  • 疲れやすさや弱さ
  • 胸痛や不快感
  • 脳卒中や血栓症の合併症

心室細動や心房細動の症状は、程度や個人差があります。軽度の場合は何の自覚症状もない場合もありますが、重度の場合は命に関わることもあります。心室細動や心房細動を疑った場合は、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。

私は、血圧が200を超え、「すげー数字だね」と言って笑って放置していました。

ある日何気なく自分の脈を計ってみたら、通常は「ドク、ドク、ドク、」と一定の間隔で繰り返すはずの脈が、「ドク、、、、ドク、ドク、、、、、ドク」となんともリズムが悪い脈でした。

放置したままにしてましたが、しばらくったってから胸が明らかに通常とは違う痛みを感じるようになり、医者に行きました。

するとすぐに大きい病院の紹介状を渡され検査になりました。

心室細動、心房細動の治療法

心室細動の治療法:

  • 緊急時には除細動器(デフリブリレーター)による電気ショック治療が行われる場合があります。
  • 抗不整脈薬の投与によって不整脈を抑制することができます。投与する薬剤は、心室細動の種類や原因、患者の状態に応じて決定されます。
  • 基礎疾患の治療が必要な場合があります。例えば、心筋梗塞や弁膜症などが原因で心室細動が発生している場合には、それぞれの疾患に適した治療が必要です。
  • 心停止などの緊急時には、酸素療法や人工呼吸器などの支援療法が必要となる場合があります。

心房細動の治療法:

  • 抗不整脈薬の投与によって心房細動を抑制することができます。投与する薬剤は、心房細動の種類や原因、患者の状態に応じて決定されます。
  • 抗凝固薬の投与によって血栓症を予防することができます。心房細動の患者は、血栓症のリスクが高いため、定期的に抗凝固薬を服用する必要があります。
  • 基礎疾患の治療が必要な場合があります。例えば、高血圧や糖尿病などが原因で心房細動が発生している場合には、それぞれの疾患に適した治療が必要です。
  • 心房細動の症状を改善する薬物療法があります。例えば、β遮断薬やカルシウム拮抗薬などが使用されます。
  • 心臓リハビリテーションや生活習慣改善(禁煙、減酒、適度な運動、健康的な食生活など)も、心房細動の治療に効果的です。

心房細動アブレーション

心房細動アブレーションは、心房細動の治療法の1つです。以下に追加の情報を記載します。

  • 心房細動アブレーションは、カテーテルを使用して心臓内部に進入し、異常な心拍を引き起こす細胞を破壊する治療法です。アブレーションは、心房細動の原因となる異常な電気信号を発する部位を破壊することで、心房細動を抑制する効果があります。
  • 心房細動アブレーションは、抗不整脈薬や抗凝固薬などの薬物療法が効果がない場合、または薬物療法の副作用が強い場合に考慮されます。
  • 心房細動アブレーションの成功率は、施術を行う医師や施設によって異なりますが、一般的には70〜80%程度とされています。
  • 心房細動アブレーションのリスクとして、手術中に心臓や肺に損傷が生じる可能性があるため、専門的な施設での手術が推奨されています。また、手術後にも出血や血栓症の合併症が生じることがあります。
  • 心房細動アブレーション後は、定期的なフォローアップが必要となります。また、手術後にも抗凝固薬の服用が必要な場合があります。

私も、心房細動アブレーションでの手術になり、その道のゴットハンドと言われている先生に施術していただきました。
手術当日は、先生の「始めます」と言う言葉を最後に、次の瞬間は病室で寝ていました。
3泊4日の入院で、手術の日以外、病院内を歩いて探検できました。
こんなことならもっと早く治療しておけばよかったと思いました

心室細動、心房細動の予防方法

心室細動や心房細動を予防するためには、以下のような方法があります。

  1. 健康的な生活習慣の維持
    適度な運動、健康的な食事、禁煙、適度なアルコール摂取などが心臓の健康を維持するために重要です。
  2. 適切な薬物治療の受け入れ
    心臓の不整脈を有する人は、薬物治療を受ける必要がある場合があります。
    薬物治療は、心臓の不整脈を防止するために役立ちます。
  3. 心臓の健康状態のチェック
    高血圧、糖尿病、高脂血症など、心臓疾患のリスク因子を持つ人は、定期的な健康診断を受けることをお勧めします。
    また、定期的な心電図検査を受けることも重要です。
  4. ストレスの管理
    ストレスは、心臓疾患のリスクを増加させることが知られています。
    ストレスを管理するためには、リラックスしたり、ストレッチや瞑想などのリラクゼーションテクニックを行うことが有効です。
  5. 心臓に負荷をかけるような生活を避ける
    過剰な運動や過度なストレス、過度な飲酒や薬物の乱用などは、心臓に負荷をかけ、心臓疾患を引き起こすリスクを増加させることがあります。
    これらの生活習慣は、避けることが望ましいです。

心室細動や心房細動の予防には、健康的な生活習慣の維持が大切です。

定期的な健康診断を受け、早期発見・早期対処を行うことで、心臓の健康を守ることができます。

私は、ストレス過大、運動不足、血圧超高い、と悪い点数満点くらいの生活でした。

まとめ

心室細動と心房細動は、心臓の不整脈の一種であり、異常な心拍数を引き起こすことがあります。

これらの疾患は、心臓疾患や高血圧、糖尿病などのリスク要因、または脈絡叢、心筋梗塞、心臓手術などの過去の心臓病歴によって引き起こされることがあります。

心室細動や心房細動は、薬物治療、電気ショック治療、カテーテルアブレーションなどの治療法があります。

これらの疾患を予防するためには、健康的な生活習慣を維持し、適切な薬物治療を受け、定期的な健康診断を受け、ストレスを管理し、心臓に負荷をかけるような生活を避けることが重要です。

私は、動悸がするので、運動しなくなり。

濃い味が好きなので血圧高くなり、しかもたくさん食べる。

などの、わざと病気になってるの?と言われるような生活でしたが、
手術を受け、自分でも脈がきれいになったのがわかり、
少しの運動では動悸、息切れが起こらなくなり、
先生から痩せろ痩せろと言われるので、食事も気を付けるようになり、
生活が少し楽になりました。


しかしこれで完治とはならないらしく、5年7年10年と再発に気を付けて付き合っていかないといけないらしいです。

皆さんも、脈がおかしい、動悸がするなど、症状があれば、現在は治せることが多いので、早めに病院に行かれることを、お勧めします。

ちょっと一息CMです

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